オックスフォード大学院1年間の雑なまとめ

オックスフォード大学の社会学修士に進学したきーちゃんです。

たまになぜきーちゃんなのか尋ねられるのですが、苗字にきーちゃんの要素が入っており何人かの友人にきーちゃんと呼ばれるからです!!!(だから何とか言わないで!)

最後に(駄文から成る稚稿を)寄稿させて頂いてから1年半くらい経っていますが、オックスフォード大学に進学後のことを書くタイミングを逃していました。というよりいっぱいいっぱいで文章を書く余裕がありませんでした!今は学校に通っていた頃よりはスケジュールに少し余裕があるので、修士の期間を自分なりに月毎の振り返りしようと思います。がしかし、典型的な喉元過ぎれば熱さ忘れるのタイプなので多々抜けているところがあるかもしれません!

9月:渡英、現地で諸々の手続き、授業スタート、普通に寒い。

まず確か行きの飛行機の中で不安で泣いた記憶があります。笑

豆腐メンタルでウケという感じですが、この不安は的中し、この1年とて〜〜〜もキツかったです。そしてオックスフォードに着いて2~3日目、オックスフォードのストリートのど真ん中で大泣きしたのも覚えています。目が腫れないように保冷剤で冷やそうと思い、保冷剤がなかったので、その日アジアスーパーで買ったばかりの冷凍うどんで目を冷やしていたら数時間後私の体温でうどんが茹で上がりました。海外では日本食は高くて貴重なのに、大事なうどんをもうこんなことに使ってしまったとさらに大泣きしました(幼稚園児か)。到着したばかりで、箸もうどんのつゆも持っておらず、ついぞうどんを食べれませんでした。修士が終わった今でも、うどんを見ると何か心が締め付けられますが、多分この思い出のせい、絶対そう、しょっぱい思い出ランキング、ランクイン。

そしてもう一点、とてもおばか丸出しで恥ずかしいですが、私はイギリスで3食外食で済ませようと思って渡航しており、渡航前は自炊する気、ZEROよりのマイナスという感じで料理の道具もほぼ持っていませんでした。着いて初日の夕飯でジェリコの自室から徒歩2分圏内にあるレストランに行って、外食が思ったよりも高いことに気づき(ーーー遅)明日から自炊しなきゃと思いながらトボトボと帰路に着いたことを覚えています。ピエン!

なぜ物価が高くて有名なイギリスで3食外食で済ますことが出来ると勘違いしたのでしょう、分かりません。おばかです。はい、次の月いきます。

10~12月:授業が本格的に開始、口癖は「早く冬休みになって欲しい」、相変わらず普通に寒い。

9月の次は10月、そのあとは11月…と1ヶ月ずつ振り返るはずが、早速面倒臭くなってここにきて一気に3ヶ月ずつまとめて振り返りをするコースに勝手に変更しました笑 ほんとに適当すぎる笑

まず一番に君に伝えたい。寒いです、暗いです、寒いです。4時半くらいでもう真っ暗だったように記憶しています。いや5時半か?3時半?それは流石にないか、忘れた!!笑

『寒さと、暗さと、時々ワタシ』という題でショートエッセイが書けそうなくらいに、勉強で大変なワタシは追い討ちをかけられます。

気づけばここまで一切、勉強のことを書いてきておらず「ホントに勉強してたんか」と聞かれてしまいそうですが、今から勉強のことを書いちゃうゾ!☆

まず簡単に言うと、私は修士の期間を通して「炭酸が抜けた炭酸水」みたいな状態でした。「炭酸」が何を示すのか、「炭酸水」がなんの比喩なのか上手く説明することは出来ないけれども(ならその比喩を使うな)、おそらくここで言う「炭酸」は、内側から溢れる、生き生きとした感情だったり、みずみずしさ、活気のある様子を指しています。

「炭酸が抜けた炭酸水」どんな状態か———。とりあえず覇気が無い。自信もない、いつも疲れていて、眠い。ちなみにこの状態ですが卒業してからも直ぐには抜けず、今月に入ってようやく少し回復し始めました。大学までの私は明るくて、いつもニコニコしていたと思いますが、オックスフォードにいた時の私は、ボロボロのボロ雑巾に等しい状態で、いつも「泣き出す5秒前」みたいな顔をしていたことでしょう。

1学期目は毎週エッセイを提出しなければならず、特にエッセイを書くためのリーディングが私にとっては非常に難解で、毎週木曜から金曜にかけて十分な睡眠をとることが出来ませんでした。。寝たい、ととても思っていました(切実)。

1月〜3月:待ちに待った冬休み、初めての試験、相変わらずきつい。

ここに関しては書くことがほとんどありません。色々しんどかったな〜〜に集約され、それ以上でもそれ以下でもございません。(雑すぎる感想)毎日のストレス発散にKpopダンスを踊り始めました。卒業するまで踊り続け、今でもこの時の延長で踊っています。笑

1つ加えるなら、統計学の試験が冬休みの最終日に設定されていたので、冬休みがあってないようなものでした。休み中にもプログラミングの課題や社会学分析のエッセイ提出があり、休めた記憶があまりありません。個人的にも家族の健康問題などが判明した心労の時期で、気持ちの立て直し方や、気持ちの持っていき方、感情のコントロールの仕方に苦労しました。家族の健康問題なので、オックスフォードには直接あまり関係ない事項でしたが、オックスフォード在学期間を通じて、ここが一番辛い時期でした。どのように切り替えれば良いのか検討がつかなかったです。試験がとても近かったので2日間大泣きをして、3日目からは試験に切り替えて勉強しようとしていましたが、まあまあブレブレだったと思います。

4〜6月:試験勉強!就活も!(でも内定はないけど!笑)

あまり周りの人に言っていませんでしたが、4月に1ヶ月間ほど突然無気力(?)なのか、なんなだったのか分かりませんが1日に3時間も勉強出来なくなり、夜寝れなくなりました!!

1日に3時間以下の勉強時間で濃ゆい学びを得る人もおられるでしょうが、沢山のペーパーを読み、沢山のエッセイを書くというオックスフォードの学びスタイルの特性上、1日に3時間以下の勉強時間では足りないことは理解しながらも体がついてこなかったです。「頑張りたいけど頑張れない辛さ」のようなものを感じて、それなら「頑張っている時の辛さ」の方がまだ前向きな気持ちでフレッシュで、頑張っている爽快感などもあって良いななどと思っていました。この期間は自分が自分でないような不思議な感覚で、自己嫌悪も積もっていきました。自己嫌悪を感じれば感じるほど夜眠れなくなり、朝起きれなくなり、日中はぼーっとしていて、また夜になって自己嫌悪を感じての繰り返し。自分でも何が原因なのか分からなかったです。その後に控えていた、タイムプレッシャーがある論述試験に対して漠然とした不安を抱えていたので、それが原因??かもしれません。私は英文を書くのが速くないので、出来ればエッセイ課題タイプの授業が良かったですが、社会学は3時間などのある一定の時間内で論述で回答する論述試験が多かったです。

とりあえず、やる気のない話に戻ると(やる気のない話ってなんだ笑)やる気がないのに無理をするのはよくないという考えのもと、(そしてさらに私は自分にケーキ並に甘いので)

この期間は毎日3時間だけ勉強することに決めて、残りの時間は好きなだけ寝たり、散歩したり、買い物したりしていました。(え)

幸いにもこの期間は試験勉強期間だったので、自分ファースト的なライフスタイルでなんとかなりましたが(6月末にある試験に向けて、オックスフォードの社会学コースでは4月~6月は授業がほぼ無かったです)が、しかし、当然試験で点数をとるために勉強しなければならないので、この時の皺寄せは5月、6月でしっかりキ・マ・シ・タ。試験範囲全ての見直しをすることが出来ませんでしたし、それぞれの科目の勉強も爪が甘い部分がありました。自分に甘いのかもしれませんが、この適当な性格のおかげで潰れないのでこれからもやる気がなくなったら思い切ってガンガン休む勇気を持ちたいです。笑

ちなみに試験の前日に、就職活動の最終面接不採用がタイミング良く届きました。不採用→次の日から連続オックスフォードの論述試験!という感じで気持ちの立て直しが必要でした。

まだあと、タイムライン的には試験と修論について書く必要があるのですが、不採用通知でキリが良いので(どこがだよと思った方、正解。)これで終わります!!!笑

この修士の期間、私は周囲にもオックスフォードにも圧倒され、本当に自信が無くて、自分らしくない日々が続きました。というより、自分らしさってなんだっけと思っていました。見返したらある日の日記には「助けて欲しい、辞めたい」と書いてありました。DEMO!自分を見失いつつ、時に波にのまれて溺れながら(というか常時溺れていた)、それでも向こう岸に辿り着こうと必死に泳いだ自分を認めてあげたいです。溺れて、泳いで、もがいた結果、向こう岸に辿り着いたかは分かりません。そもそも「向こう岸」が何を指すのか自分でもよく分からない。(ならばその比喩を使うなて感じですが笑)

ここで私が指すところの「向こう岸」とは、自己成長?卒業?知識を得ること?何が当てはまるのか、何を自分が当てはめたいのかは正直はっきりしません、何を当てはめるかで答えも変わってきそうです。

が、確実に言えることは、溺れたという事実であり、自分なりに必死にもがいて泳いだという事実です。自分が溺れるような環境に自分の身を置いたことが素晴らしいとか、素晴らしくないとかは個人の価値判断なのでそれぞれの解釈に委ねられると思いますが、苛烈な時間を過ごしたという経験から学んだ/感じたことを今後の生活の中でどう生かしていけるか考えていこうと思います。(これから考えますという表現を使って、その通り考えた試しが私はないけど笑笑)

最後に本当に、この修士の期間中、信じられないくらい色んな方が助けて下さいました。卒業出来るのかいつも不安に思っていた私に対して「卒業出来ない人を入学させたりしないから大丈夫」と牛津の(スーパーマンだと私は思っている)先輩に励まして頂きました。統計学で途方にくれていた私にアドバイスや助けの手を差し伸べて下さった先輩のことを忘れられません。自分は何にも成長していない気がすると落ち込む私に、「別に成長しなくても良いのでは」と牛津の先輩に励まして頂きました。同じコースの先輩ではなかったですが「あなたはオックスフォードにいていいんだよ」と私の目を見て言って下さった先輩には、就職活動でもとてもお世話になり、とても感謝しています。修士論文が自信がないと言ったら「あなたが溺れたら、助けるために僕がいるよ」と言って下さり、いつでも絶対に梯子を外すようなことが無かった指導教官の先生。(はあ。私はこの先生に会いにオックスフォードに来たほど、入学前から彼の大ファンでしたが、指導を受ける中で本当にリッチな時間を過ごすことが出来ました。チュートリアルの最中、どんな角度に会話のボールを投げても毎回素晴らしい回答を返して下さり、話す度に、こんなに頭がいい人がいるんだなと思いました。修士論文を彼に見てもらえたことは、一生誇りに思い続けると思います。)同じタイミングでオックスフォードに留学していた方々にも沢山泣き言を言ったりして迷惑をかけたと思いますが、聡明な皆さんから沢山ポジティブなインスピレーションを頂き、私の心の支えでした。日本にいる友人らにも沢山支えてもらい、笑わせてもらいました。本当にありがとう。

…という感じです。以上です。退場!閉会!解散!

最後に少しオックスフォード大学周辺の写真を載せておきます!

オックスフォード大学のラドクリフ。映え。ワラ
この近くに比較的安くて美味しいタイ料理があります。
私のフラットの近くにある川と私のしもべであるハクチョウ達。

コメントを残す