はいから的EU圏への片道切符③: DAAD奨学金 採用面接編

記事一覧: ①志望動機 出願書類・準備 ③ドイツ大学院留学に関する奨学金(本記事) ④ドイツでの部屋探し

ようやく日本でも秋を感じる気候になりましたね。ずっと日向ぼっこしていたいです。

小話、奨学金

今回は「はいから的~」シリーズスピンオフです。私が経験した奨学金選考についてお話ししたいと思います。

海外進学となると経済面がかなり心配になります。そこで、できればお世話になりたいのが給付型の奨学金。JASSOが運営する海外留学支援サイトから日本人が応募できる奨学金を調べることができるので、ぜひご活用ください。当時のスケジュールにより、私はDAAD(ドイツ学術交流協会)の1か所しか奨学金を応募することができませんでした。DAADではドイツで修士号取得を目指す学生向けに奨学金を出しています。詳しくはこちらをお読みください。今年は応募締め切りが10月20日までになっていますね(2019年は9月末)。

給付内容

  1. € 861/月 (去年は€ 850)
  2. 各種保険料
  3. 片道旅費
  4. ドイツ語語学研修(オンライン)

提出書類

  1. DAAD Portalにて作成した申請書類
  2. 履歴書
  3. 動機書
  4. (可能なら)大学院からの入学許可証
  5. 志望校報告書
  6. 学業成績証明書
  7. 卒業(見込み)証明書
  8. 語学能力証明書(独又は英)
  9. 推薦書1通

3. 動機書はPersonal Statementと同じです。ドイツの大学院進学志望理由をしっかり書くことをお勧めします。
4. 入学許可証は無くても大丈夫です。私の場合は冬学期からの入学を希望していて、出願が3月なのでまず手に入りません。入学許可証はないのか、と聞かれるでしょうが、志望校の応募期間等をしっかりと伝えたら問題ないかと思います。
5. 志望校報告書とはなんぞや、となりますが、簡単にいうと志望校(3校まで)の応募期間・出願資格・必要書類・学費・その大学院で受ける予定の授業等を指定のWordファイルにまとめたものです。こんな感じになります。


9. 推薦書ですが、こちらは専用のフォームを埋めていく形になります。

書類選考を通過しますと、DAAD JPより面接案内のメールが届きます。私は昨年だったので、面接のために東京にあるDAADまで足を運びました。(今年はオンラインのようです。)

さて、私が奨学金選考についてスピンオフ記事を書いたのも、この面接にて面白い経験をしたからです。
(以下、大阪弁のイントネーションでお読みになることをおすすめいたします。)

DAADの建物に到着し、指定の教室へと向かいました。どうやら文系と理系で教室を分けているようでした。入口に面接予定が貼られていたのですが、なんとまぁ私はトップバッター!ただでさえ緊張してるのに!面接の詳細は控えますが、DAADの職員と教授陣が面接官でした。ドイツの方ももちろんいらっしゃいました。一般的な面接で聞かれるようなことが聞かれます。(面接対策は数々の面接を乗り越えた強者たちにお任せいたします。弊サイト「大学院留学奨学金 面接編」もお読みください。)
ドイツでの進学を希望しているわけですから、「ドイツ語を話せるか」も聞かれます。私は1回生の時の第二外国語でドイツ語を学びましたが2年以上使っていなかったので、話せるわけがありません。正直に「1回生の時に学びましたがすっかり忘れました。ただ、この奨学金に受かると語学研修があるのでそこでみっちり勉強して喋れるようにします。」と答えました。


ここまではごく普通の面接風景です。さて事件はごく普通の密室で起きたのです。
私に関する書類を読みながらドイツ人の教授からの質問
“You were studying in Edinburgh? (“Yes.”) Then, what’s the difference between Edinburgh and Kyoto?”
私は”I think it’s the same. Everything is old in Edinburgh and Kyoto.” と答えました。すると、ガッハッハッハと教室に響く大きな笑い声。なんとその教授がめっちゃ笑ってはるのです。まさに”burst into laughter“でした。しかもガタイがとても良い方で、椅子が壊れるのではないかと心配になるくらい大きくのけぞりはって。周りの面接官はポッカーン。私もポッカーン…とはいかずにそのまま内心(え、私、面接でも笑い取ってしまったん?え、大丈夫??)と焦りながら古い町ならではの良さをべらべら話しはじめたのです…
どこがツボりはったんでしょうか?間髪入れずに予想外の答えを言ったからですかね?残念ながらその方のお名前を忘れてしまったのですが、いつかお会いして理由を尋ねたいものです。
その後も面接は続き、面接を受けるのが初めてだったこともあり、かなりしどろもどろになりながら答えていたと思います。
時間になりなんとか面接を終えました。すぐ近くの公園のベンチに座りながら、終わったな、と。これはもう通るわけがないから東京観光して気持ち入れ替えて次頑張ろう、と決めました。


ところがどっこい、DAADのことなんてすっかり忘れていた3月中旬の実験中に選考通過のメールを頂戴しました。青天の霹靂とはこのことでした。やっぱり教授にウケたのがかなりプラスに響いたのでしょうか…?

結果オーライでしたが、面接で笑いを取ってしまうというとても貴重な(?)経験をさせていただきました。もし、他にも面接で笑いを取った方がいらっしゃいましたら、ぜひ、そのエピソードをお聞かせください。


以上、拙文ではございますが、お読みいただきありがとうございました。

朝晩かなり冷え込みますがお身体にはお気をつけくださいませ。

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