オックスフォード大学院の出願書類② アカデミックエッセイ編

こんにちは。きーちゃんです。同志社大学を春に卒業し、この秋からイギリスの大学院に進学します。

10月に大学院が始まるまでのこの時期は、進学予定先の大学院から送られてきたリーディングリストのテキストや本(結構な冊数でした!)を読む日々です。あまりの冊数に最初とても驚きましたが(しかも1冊ずつがなかなかにヘビーそうです)実際に読み始めてみたら、新しいことを学べてとても楽しいです♩

エッセイや論文を書く際には、文献に当たることは必須!ということから、今日はオックスフォード大学に出願書類の1つであるアカデミックエッセイについて、私の経験を簡単に書いてみたいと思います。

アカデミックエッセイに取り組んでいた際、謎に紙代を節約しようとして1ページに4面印刷していたのですが、目がチカチカするのであまりオススメしません。笑

出願書類 アカデミックエッセイ2本

まず提出書類に関してですが、私が出願したコース(社会学)に求められたのは以下のものです。

今回の記事はこの中でも、4つ目のWritten work (Two writing samples of 2000 words each)に関してです。アカデミックエッセイに関する詳細は以下の通りに記載されていました。

簡単にまとめると、私の出願した社会学のコースでは

  • 2本のアカデミックエッセイ(各2000words/文献抜きの字数)の提出が求められており、
  • 社会学的な内容であることが好ましい(社会学コースな為)

と書かれています。オックスブリッジはアカデミックエッセイの提出が必要となってくると思いますが、求められる字数や内容はコースによって変わります。オックスフォード大学の別のコースでは4000wordsを2本などのコースもありましたので、出願時に確認してみましょう♩

私がざっくり見た感じでは、オックスブリッジの社会科学系だと2000wordsのエッセイを2本要求するコースが多い印象でした。

私は最初にこの出願書類に関する情報を見たとき、「アカデミックエッセイ2000wordsでよかった…!(短いほうが書きやすいだろう!)」と思ったのですが、短い字数の中で十分に議論するというのは思いのほか難しく、書き始めて直ぐに意外と字数が長いほうが議論を発展させることが出来て私個人的には書きやすいかも…という印象を受けました。(逆を返すと、私のエッセイは無駄な議論が多いということなのかもしれませんが)

尚、上記(ホームページ)に書かれているアカデミックエッセイの評価基準としては

  • 分析力
  • 表現力
  • 議論を構成する力、議論を正当化する能力
  • 社会学/社会学における問いについての理解

とされています。社会学専攻なので、さすがに社会学の内容からずれてしまうのは避けたほうが良さそうだと思いながら、どのエッセイを提出しようか考え始めたのは大学4年生の冬(年始明けくらい)でした。

スタバとアカデミックエッセイと時々わたし

以前も書いた通り、私は自分に自信がなく冬になるまで本当にオックスフォードに出願すべきか迷っており、私が出願したのは3月の最終締め切りのラウンドでした。(ちなみに1月までに出願するとオックスフォードからの奨学金に自動ノミネートされるので、早めに出願、少なくとも1月までに出願するのを個人的にはお勧めします。)

そんなダメダメな私でしたが、最終的にはオックスフォードに出願することを年始あたりに決め、出願準備に取り組むことになります。がしかし、大学4年生の冬に突如として、いきなり自分に自信がむくむくと芽生えてオックスフォードに出願しよう!と思い立ったわけではなく(フリークすぎますね、笑)繰り返しになりますが、卒業論文を書いたことが私の中の変化としては大きかったです。卒論は私がオックスフォードを受験するきっかけとなった論文であり原点なので、この卒業論文はアカデミックエッセイの1つとして絶対に出願したい!と思っていました。

最終的に私が提出したアカデミックエッセイは、

  • 卒業論文の一部抜粋/簡略版「日本における移民第二世代の大学進学ー彼らはどのようにして再生産のサイクルを抜け出したのか」の英語版
  • 社会構造が個人の主体性にどのような影響を与え、いかに個々人の教育達成が社会的に構築されたものであるかについて書いたアカデミックエッセイ

の2本です。私は社会学の中でも教育社会学に特に興味があるので、2本とも教育社会学の内容で提出することにしました。アカデミックエッセイを書いている時は、少なすぎる字数制限の中で何をどのように展開して良いのか分からずに迷走し、家に籠っているのも限界を迎え、午前中はスタバで優雅に朝ごはんを食べながらアカデミックエッセイに取り組み、午後は自宅でまたエッセイに取り組むということをしていました。(私を癒してくれて本当にありがとう、スタバのスコーンと抹茶ラテ)

アカデミックエッセイ、誰にチェックしてもらう?

私の場合は、とにかく出願までに時間がなかったので、大学やアカデミアで研究されている先生に見てもらう等はせずに自分でひたすた見直しと修正を何度もかけて、議論が弱いところを補強したり構成を何度も変えたりしていました。がしかし、大学の先生にチェックして頂ける環境にあるのならばそれがベストだったと思うので皆さんはぜひ時間に余裕を持って進めましょう!

アカデミアの先生に校正を頼んだ場合と比較して書類の完成度は落ちるかもしれませんが、もちろん自分1人で出願書類を完成させることも悪いことばかりではありません。他者からアドバイスをもらえない/他者を頼れないという緊張感から、自分でも驚くほどの集中力を発揮することもあり、アカデミックエッセイに取り組んでいる時は自分の知らなかった自分に出会えた気分でした。

出願が完了した翌日に撮った写真です!(笑)本当に時間に追われてエッセイを書いていたので、この時期は机の上や床など部屋中の至るところにペーパーが散乱していました。繰り返しになりますが、皆さんはこのようなことにならないよう、時間に余裕を持って取り組みましょう!笑

しかし今読み返すと両方のエッセイ共に、データが不十分(エビデンスが弱い)であったり、やや議論の飛躍が見られたり、サポートが弱かったりして、決してオックスフォードの教授に見せるようなアカデミックエッセイではないことだけは確かです。ただこれが数ヶ月前の自分なりの全力だったのかなと思うので、入学後にもっと満足いくアカデミックエッセイが書けるように今からリーディングを頑張ろうと思います!

フォーマットと参考文献について

フォーマットは自由だったので私は書き慣れていたAPAフォーマットを使用し、各エッセイは、15~30の参考文献を利用して書きました。実際に書き始める前にはもっと文献に当たる必要がありましたが、エッセイを書く段階では必要な文献が絞られていきました。(恐らくこの段階に到達するまでがとても長かったです…)

私はゼロからエッセイを書きましたが、ネットで見ていると留学経験のある人は留学先で提出したペーパーの中で、最も評価の良かったものをアカデミックエッセイとして提出する人も多いようです。私も同様のことをしようと思ったのですが、留学当時のペーパーはゴミすぎて無理でした

まとめ

アカデミックエッセイを求められるのは、英国出願だと主にオックスブリッジに限られるということから、あまりネット上に情報も無く途方に暮れていたのを覚えています。(アメリカ出願だとアカデミックエッセイの提出は広く求められる印象があります)

私がほぼ自己流のエッセイを書き、自分で見直しをしていた頃は本当に自分に余裕が無く、夜寝る時には「アカデミックエッセイ、今日も全然進まなかったな…(泣)」と毎晩エッセイサンプルの進捗について心配しながら寝ていました。(ギリギリに出願を決めたことによって、出願の最終〆切に追われていたということ、そしてその中でもそれなりのクオリティで書かなければならない!というプレッシャーが主な原因なので、自業自得ではありますが…)

なぜこのような、出来れば伏せておきたい私の(恥ずかしい)個人的な心理的な側面に言及しているかというと、これから皆さんが大学院出願を行う上で、不安になったり自分を疑いたくなるような場面が出てきた時に、是非少し私のようなダメダメなケースも思い出してほしいからです。

学部卒で大学院に出願する人みんなが皆んなスーパーマンではありません。皆んながみんな、東大や京大など有名国立大学出身なわけではないですし、皆んなが自分の能力(言語的にも専門でも)に絶対の自信を持って海外に出ていくような人でもないはずです。(もちろん中には抜きん出て明らかに優秀な方もいらっしゃいます)

私はというと、自他共に認める英弱であり(笑)自分が出来ることよりも、出来ないことのほうが圧倒的に多いようなタイプの人間です。これを読んで下さっている方が今後出願をされる際、厳しい局面に直面したり、諦めそうになった時には「自分には出来ない」と決めつける前に、

みんながスマートにかっこよく、爽やかな風を切って留学準備をこなしていくのでは無いということを是非思い出して下さい。

私のだめさ加減や切羽詰まりながら出願していた経験が、いつか誰かの背中を押すことが出来たならばブログを書いた意味というのがあるな〜と思います♩というところで今回の記事はおしまいです!ありがとうございました。

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