イギリス大学院紛争解決分野進学のための準備記録 (1)はじめに

初めまして、私は同志社大学グローバル地域文化学部を3月に卒業した小宮和泉といいます。2020年秋からヨーク大学の政治学部MA Conflict, Governance and Developmentコースに進学予定です。本記事を含め3つの記事に分けて大学院申請時に私が知りたかったこと、困ったことをまとめたいと思います。少しでも皆さんの役に立てば幸いです。

3つの記事では主に以下の事について記述します。

(1)はじめに—自己紹介・出願経緯・出願した大学について
(2)出願スケジュールと出願書類について
(3)GPA/奨学金/情報収集で参考にしたもの

自己紹介

まず、簡単に私という人間について記しておきます。私が出願した分野である紛争解決・戦後復興野分野に興味を持ったきっかけは、高校で授業の題材にされていたシリア難民のニュースでした。このニュースに感化され、漠然と紛争や内戦で苦しんでいる人の力になりたいという思いを持つようになりました。

その後大学に進学し、グローバル地域文化学部という地域研究を学ぶ学部に属し、特にアジアとオセアニア地域について学びました。

進学したものの、学業以外の活動で何をすればいいのか迷った結果、模擬国連という国際問題を扱い議論するサークルに所属しました。(今思えば海外インターンなど選択肢はあったと思うのですが、、)結果的にはこのサークルで世界大会に出場したり、様々な問題意識を持てるようになったのでやって良かったかなと思っています。

実際の大会の閉会式時の写真です。国連本部総会場で行われました。(写真2017年3月頃撮影)

この活動で、意思決定がなされる国連の会議の場と現場との遠さ、政策決定に多くのアクターが関わっていることの難しさを実感しました。(当たり前ですが、各アクターに主張したいことがあるのでなかなか決まらないし、一進一退なんですよね、、、)

また、ルワンダ内戦などを活動で扱い、現地の文化や背景の理解は紛争解決・平和構築活動に反映されているのだろうか?現地で紛争解決・平和構築活動を受け入れる人々はどう考えているのか?について知りたくなり、3,4年のゼミ選びの際、国際政治も専攻できたのですが、最終的に人類学を専攻することにしました。

生まれた疑問を解決するために卒業論文では、98年頃に内戦があり平和構築活動が展開されたソロモン諸島に赴き、丁度調査期間が被っていたF先生に助けて頂きながら、当時の被害者・ソロモン現地出身の平和構築活動参加者・紛争後復興に関わった人たちに協力していただき調査を行いました。

調査地の村にみんなで向っているところ(写真2019年8月頃撮影)

出願経緯

模擬国連での活動と、ソロモン諸島での調査から紛争解決や戦後復興への関心がより高まったため、紛争解決や戦後復興に関係する学部に進学することを決めました。またこの時期瀬谷ルミ子さんの著書「職業は武装解除」を読み、瀬谷さんが行かれたブラッドフォード大学などに行くのもいいなと思うようになりました。

最終的には、①紛争・戦後復興についての研究が盛んであること ②修士論文を書く際の調査地にしたいアフリカや中東が近いこと ③アメリカや日本の大学と違って修士が1年で終わること(個人的な事情で少しでも早く働きたかったので)に魅力を感じてイギリスの大学院に進学することを決めました。

出願した大学について

大学院は結論から言うと、以下の結果になりました。

University of York(進学)MA Conflict, Governance and Development合格
The University of BradfordPeace, Conflict and Development MA合格
The University of SussexConflict, Security and Development MA合格

他に、King’s College London (University of London) Conflict, Security & Development MAも考えていたのですが、他の大学から合格が来ていたので最終的には提出しませんでした。

実を言うと、出願は波乱万丈で、、、当初ヨーク大学のMA Post-war Recovery Studiesが第一希望だったのですが(Post-war Reconstruction and Development Unit (PRDU)という研究施設もヨーク大学にありました)、ただ9月出願直前に2020-2021の期間はこのコースがなくなってしまい、出願できませんでした。第二志望だったブラッドフォード大学Peace, Conflict and Development MAは奨学金の関係で合格したものの奨学金なしで進学するか、奨学金を頂けたヨーク大学に進学するかという状況になってしまいました、、、、、。

最終的に現時点ではヨーク大学に進学することにしました。ただ、今年度はコロナウイルスの影響で無事留学できるか定かではない状況で、、、いろいろ心配しています。

次回からはもう少し具体的な内容を書きたいと思います。ぜひチェックしてみて下さい。

イギリス大学院紛争解決分野進学のための準備記録 (1)はじめに” への3件のフィードバック

  1. 大学院合格&進学決定おめでとうございます!
    私も紛争分野で研究を進めています(南スーダン)。
    現在英国のLSEの博士課程に在籍しています。留学先は違いますが、何かあれば連絡させてください!

    1. ありがとうございます!LSEなんですね、南スーダンの研究いいですね、、。博士課程も少し検討しているので私もぜひよろしければお話聞いたりしたいです!コメントありがとうございました。

      1. ご返信ありがとうございます。
        何かあればぜひ(^-^)
        Twitterもフォローさせて頂きました。

コメントを残す