アジア大学院留学 まとめ:②北京大学編

みなさんこんにちは。この記事を執筆しているまつうらんどです。 

本シリーズは、「なるべくお金をかけずに、でも世界のトップスクール大学院で留学したい!でもどういう大学があるのだろうか」という、ほとんど海外の大学院に関する知識が少ない人向けの記事です。
このシリーズでは、①どこの国の大学院に進むという選択肢があるのか、②アジアの大学院に進学した場合に必要な費用、得られる奨学金、③アジアのトップスクールで学ぶ利点の3つを紹介します。

本記事は第2弾、北京大学での大学院留学についての概観をみなさんにお伝えしていきます。


第一弾 香港編
第三弾 台湾編 はこちらから!

私は2020年8月より国立台湾大学の農業経済学修士課程に進学します。そして、大学院出願をする際に、香港科技大学・北京大学・国立台湾大学の3つを選択肢に考えていました。

さて、本題に入る前に前回の記事でも確認しましたが、私が大学院を選択する際に大事だと考えているのは以下の4つです。

1位: 自分の専門分野で実績を残している教授がいるかどうか、そして自分の学びたいことを先生や学生と議論をできそうな環境かどうか (もちろん世界トップを走る先生につけるといろいろと吸収できるかもしれませんが、しっかりと論文を出している先生が多くいる環境であれば問題ないかなと思います。)

2位: その大学院に進んだ後に様々な進路の選択肢を想像できるかどうか(大学院の2年または5年は短いようで長いようです(僕はまだ経験していませんが)。特にイギリスの修士1年間は一瞬で過ぎて、渡英してしばらくしたら就活に追われ始める人もいるのではないかと思います。)

3位: 食文化・住環境は自分にとって好ましいかどうか(僕も台湾を選んだ理由の一つに食文化があります。勉強がしんどい時に夜ご飯でおいしい鲁肉饭を食べればストレスも軽減されるのではと思います(デブ的思考なので)。研究で疲れたらカリフォルニアのビーチやハワイのビーチでリラックスするというのも精神衛生上非常に大事なのではないかと思います。ゆえにハワイ大学やカリフォルニア大学のPh.Dに将来行きたいですね。)

4位: お金を払えるかどうか(給付型奨学金をもらえる状態で留学に行けるととても良いですが、それでも足りないこともあるようです、某〇ASSOとか。現地の大学が出してる奨学金などもくまなく調べることをおススメします!)

以上のことを踏まえたうえで読者の皆さんが大学院留学を検討するときに紹介する大学が候補になれば幸いです。

北京大学について


さて、北京大学ですが、言わずと知れた中華人民共和国の最高学府ですね。最近は理工系の研究だと清華大学が非常に勢いがあるようですね。
そして北京大学も香港の大学と同じく、欧米で博士号を取得して中国で研究者をやっているという人が多いです。(例として北京大学の経済学部
もしこの記事の読者の方がイギリスやアメリカの大学院について詳しく調べたことがあり、行きたい学部のホームページで博士課程の大学院生プロフィールなどを見たことがある場合、中国系の大学院生が非常に多いことに気付かなかったでしょうか?
彼らの卒業後の進路などを見ても中国の大学に就職していることが多々あり、博士を欧米のトップスクールから逆輸入しています。
学問の議論をする上で欧米に行くのとそん色ないと思います。(もちろん欧米のトップスクールに各分野のスターが揃っているのは事実です。例えば経済学だとMIT, Stanford, Harvard, UC Berkeley, Chicago, Yale, LSEなど)。
また、言語面での障壁があるのではないかと考える人も多いかと思います。
もちろん日常生活で中国語ができた方が豊かな生活ができると思いますが、講義は英語で行われることも多いです。
特に、北京大学は深圳(香港のすぐ近くです)にキャンパスを持っており、そこでは完全に英語で学位を取得することができます。
PKU Shenzhen詳しいプログラムの内容は左記のリンクから飛んでいただければ確認できるかと思います。

さらに北京大学の大学院で学ぶ選択肢として考えらえる有力な手段として、Yenching Academyの存在があげられます。
このプログラムは2年間の修士課程で大学から全面的な金銭支援を行ってもらい、学費・生活費で自腹を切らずに学べる非常に充実したプログラムです。
お金がかかりません!素晴らしいですね。
実際にYenching Academyで修士課程を取った方のブログはこちら
もちろん英語で学位は取得できますし、なによりYenching Academyは北京で行われるので歴史的にも食文化的にも学問以外も充実するのではないかと思います。

奨学金について

中国政府奨学金というのが中華人民共和国で留学する際に最もメジャーかと思います。
しかし、上記の北京大学深圳キャンパスで学ぶ場合北京キャンパスよりも学費が高く、中国政府奨学金では賄いきれないので注意が必要です。
しかし、その他一般的な中国の大学院で学ぶ際は中国政府奨学金で生活していくことはできると思います。

Asian Future Leaderships Program (AFLSP)という奨学金もおすすめです。
北京大学、上海交通大学、香港科技大学で学ぶ学生にfull fundingのサポートを提供しています。
日本での知名度はそれほど高くないかなと思うので、この記事を読んだ機会にぜひ!上記の3大学に興味のある方はAFLSPも頭に入れておくと、充実した留学生活を送れるかなと思います!

まとめ

いかがだったでしょうか。
北京大学は、国際的な競争力が高い大学であり、かつ奨学金をいただきながら研究に専念できる環境も整っています。
この記事が、読者の皆様が大学院留学を試みるときに、「お、そういえば北京大も研究強いし、出願の候補先に入れてみるか」
となると、投稿者冥利に尽きます。

中国・雲南省の朝、小籠包を蒸す一面
(筆者撮影, 2016年9月)

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