アジア大学院留学 まとめ:①香港編

みなさんこんにちは。この記事を執筆しているまつうらんどです。 

本シリーズは、「なるべくお金をかけずに、でも世界のトップスクール大学院で留学したい!でもどういう大学があるのだろうか」という、ほとんど海外の大学院に関する知識が少ない人向けの記事です。
このシリーズでは、①どこの国の大学院に進むという選択肢があるのか、②アジアの大学院に進学した場合に必要な費用、得られる奨学金、③アジアのトップスクールで学ぶ利点の3つを紹介します。
そもそも留学といえば欧米に進学することが全盛の中、なぜかアジア人としてのアイデンティティを強く持っていた私は、香港科技大学・北京大学・国立台湾大学の3つに進学したいと思っていました。そこで、その時に集めた情報を専門分野の違いによらず、なるべく包括的にみなさんに届けられればと思い、この記事を書いています。
(最終的に専攻したいことの兼ね合いから台湾大にしました。それと、TWICEというK-POPアイドルがいて、そこで活躍している台湾出身メンバーが美人過ぎて台湾に行くしかないと、感じていたのも理由です。

このシリーズの本題に入る前に断っておきたいことがあります。
大学院を決める際において大事だと私が感じているのは

1位: 自分の専門分野で実績を残している教授がいるかどうか、そして自分の学びたいことを先生や学生と議論をできそうな環境かどうか (当たり前ですが大学院は研究などの学術的な場所ですので)

2位: その大学院に進んだ後に様々な進路の選択肢を想像できるかどうか(打算的かつ戦略的ですいません。)

3位: 食文化・住環境は自分にとって好ましいかどうか(研究で行き詰まった時、ディスカッションでぼこぼこにされた時、異国の地で彼氏彼女おらず一人寂しい時に、おいしいものを食べられるかどうかはメンタルにかかわります。憂鬱になったときにビーチでグダグダできればリフレッシュも可能でしょう)

4位: お金を払えるかどうか(お金を払えないと入学できません。最近は無利子のローンもあるので覚悟を持てれば学費ローンも手です。)

以上4つだと思っているので、それらを考慮したうえでこれから紹介する大学を見てもらえればなと思います。

まず、どこの国の大学院に進むという選択肢があるのか、ということです。
私が大学院留学を試みた時に調べたアジア圏のトップスクールは以下の5つです。
① 香港科技大学 (HKUST)
② 香港中文大学 (CUHK)
③ 香港大学 (HKU)
④ 北京大学 (PKU)
⑤ 国立台湾大学 (NTU)
すみません、中華圏が好きなのでそこらへんの大学ばかりです。
もちろんほかにも中国の清華大学やシンガポールのシンガポール国立大学、南洋理工大学など世界のトップと研究でしのぎを削っている大学がありますが、私が詳しく調べたわけではないので割愛させていただきます。

第一弾の当記事では香港の諸大学に関して紹介したいと思います。

第二弾 北京大学編
第三弾 台湾編 はこちらからどうぞ!



香港の大学の特徴として、教授陣が非常に国際的であることです。香港人のみならず海外から教授を呼び寄せ、さらに教授陣のほとんどがアメリカまたはヨーロッパで博士号を取得しており、国際性も非常に高いのが特徴です。
例えば、香港科技大学の経済学部の先生方は欧米の大学院で博士号を取得されている方が多数いらっしゃるのがわかるかと思います。
ずっと香港で学問をやってきたという人は他の大学・学部を見ても少数派ではないかなと予想します。
さらに講義言語もほとんどの場合英語であるので、中国語がわからない。。。という方も安心して出願できるのではないかなと思います。TOEFL・IELTSの基準も80・6.5くらいであることが多く、欧米と比較して手の届く距離にあるのではないかと思います。
TOEFLの点数をあげた方法に関する記事はこちらからぜひどうぞ!

また、大学院のプログラム構成に関してですが、修士課程での留学に注目すると、Master of Science と Master of Philosophy の2種類があります(勿論Ph.Dの博士課程もあります)。

Master of Science (MSc)のプログラムはいわゆるイギリスでのTaught degreeと同じで講義を中心にそれぞれの専門分野についての講義を学べるようです。
MScの場合はたいてい1年で卒業できます。
1年で修士号を取得できるチャンスがあるのは、メリットも大きいのではないかなと思います。

さらに Master of Philosophy (MPhil)のプログラムは上記のMScに加えてより緻密な修士論文が求められるので2年間で修了します。
こちらは日本での大学院と似たような構成と想像していただいて差し支えないでしょう。

長くなるので詳細はここでは述べませんが、いわゆる世界大学ランキングというのも、東京大学や京都大学などの日本の大学よりもこれらの大学は上位に位置しています。
香港の大学は日本での知名度は高くないですが、欧米の大学に食らいつく勢いを持っているので、安心して飛び込んでいってほしいなと思います。

そして!香港の大学院に進学するにあたって重要な情報が返済不要の給付型奨学金の存在です!!!
みなさんお金は大事ですよね。
それぞれの大学のホームページを見ていただくとより細かくわかるのですが、特にMPhilに進学すると

Postgraduate Studentships (香港科技大学)(年間280万円)
Postgraduate Studentships (香港大学)(年間280万円)
Postgraduate Studentships (香港中文大学)(年間280万円)

が高い確率で受給できるそうです。

さらに、
Hong Kong PhD Fellowshipという競争率は上記の奨学金と比べると高いですが、香港から受け取れる博士課程向けの奨学金もあります(年間420万円+α)
また、香港科技大学に限って言うと
Asian Future Leadership Scholarship Program (AFLSP)という奨学金もあり、リンクを見ていただくとわかるのですが、日本人に優先権を与えると明確に記してあります。(年間340万円)

香港科技大学の留学生支援団体のホームページからもまとまった情報が得られます。
このように、香港の大学院で学ぶことでfundingのチャンスも広がり、学問に集中できる環境もしっかりと整備されています。
お金のお話はみんな気になる部分かと思うので、香港の大学院の制度が少しでも魅力的に伝わっていると幸いです。(回しものじゃありません笑)

いかがだったでしょうか?
香港の大学はグローバルで国際的な競争力もあり、なおかつ留学生が勉強・研究に集中しやすくするための奨学金も豊富で、読者の皆様の選択肢のうちの一つになってくれれば幸いです。

次回は、北京大学での大学院について紹介していきたいと思います!ご覧いただきありがとうございました!
Ingat!(フィリピンの国語タガログ語でTake care!を意味する)

筆者撮影: 香港・中環(2018年8月)

アジア大学院留学 まとめ:①香港編” への1件のフィードバック

コメントを残す